【大阪】大和ハウスグループ様×大東建託グループ様主催 住まいの防災イベント「だい・ぼう・けん」を開催しました

  • 企業
  • 防災ヒーロー入団試験
目 的 防災意識向上・集客
対 象 一般参加者
時 間 5時間
人 数 1000名以上
業 種 建設業

2024年11月16日(土)、大阪府にあるショッピングモール「くずはモール」にて大和ハウスグループ様×大東建託グループ様が共同主催された、住まいの防災イベント「だい・ぼう・けん」の中で、「防災ヒーロー入団試験」を開催いただきました

本記事では、IKUSAが開催したコンテンツ内容についてやイベント開催当日の様子、参加者様のアンケートと担当者様からいただいた感想を紹介します。

防災ヒーロー入団試験の資料を受け取る

2024年3月、大和ハウスグループ様と大東建託グループ様は「平時および有事において防災活動や情報共有を強化し賃貸住宅の入居者が安心して暮らせる環境を提供すること」を目指して、「災害における連携及び支援協定」を結ばれました。

今回、協定を広く知ってほしいという思いからイベントの開催を企画され、そこで行うアクティビティについてIKUSAにご相談いただきました。

両社グループの頭文字である「だい」、防災の「ぼう」、そして体験の「けん」を組み合わせて「だい・ぼう・けん」と名付けられたこちらのイベントは、会場を変えながら全部で3回の開催が予定されていました。

そして、IKUSAにお任せいただいた2回目の名古屋でのイベントにて、協定を知ってほしいという目的が達成できたことや、集客面で満足いただけたことを受け、3回目となる今回の「だい・ぼう・けん」もご依頼いただきました

▼前回の開催事例はこちら

【当日の様子】13種のブースで大盛況!大盛況のオリジナル「防災ヒーロー入団試験」!

今回は、お子様も楽しく防災を学べるコンテンツ「防災ヒーロー入団試験」を、「だい・ぼう・けん」だけのオリジナルの内容にアレンジして開催しました。

「防災ヒーロー入団試験」は、いくつかのワークショップを周り、体と頭を使って防災を学ぶ体験型防災アクティビティです。

小さなお子様から参加できますが、大人も楽しみながら防災について学んでいただけます。親子で参加できるため、家族で防災について考えるきっかけをつくります

防災ヒーロー入団試験の資料を受け取る

 

ワークショップの数は開催時間や場所に合わせてお選びいただけますが、今回は前回の「だいぼうけん」に大人の方向けのオリジナル内容を追加し、全13ブースのワークショップを開催しました

防災を学んでヒーローを目指そう!

今回のイベントには、前回の参加者数を超える1,054名もの方にご参加いただくことができました

ここからは、各ワークショップの内容と一緒に、大盛り上がりの当日の様子を紹介します。

会場は大阪のショッピングモール「くずはモール」です。より多くの方にご参加いただくために、メイン会場となる本館だけでなく、人通りの多い連絡通路前にもサブ会場を設置させていただきました。

まずは、受付でスタンプラリーの台紙を受け取ります。「防災ヒーロー入団試験」では、各ワークショップをクリアすると、この台紙にスタンプを押してもらうことができます。

①大和ハウスグループ様×大東建託グループ様主催のオリジナル防災クイズ

二社間の「災害における連携及び支援協定」を、パネル展示を通して学べますパネルを見た後にクイズに答えることで、学んだことが記憶に残りやすくなります

②AR消火器体験

今回のイベントのために準備した、少し特別なワークショップです。
消防士の制服を身にまとい、画面に映し出される炎を消火器で打ち消します!

③新聞紙スリッパ作り

新聞紙を折り、実際に被災地で使われたこともある防災スリッパを作ります。瓦礫に見立てたイボだらけの「イボイボロード」を、まずは靴を脱いでそのまま、次に作ったスリッパを履いて歩きます。
寒さや危険から足を守れるスリッパの作り方を学ぶことで、実際の災害が起きた際にも役立つ知識を身につけられます

④避難所ジェスチャーゲーム

「避難所」エリアにいる人、「救援物資保管場所」エリアにいる人が協力し、必要な物資を避難所に届けるゲームです。まずは「避難所」の人が、ジェスチャーでお題となっている必要なものを伝えます。
「救援物資保管場所」にいる人がそれを読み取り、持っていったものがお題と合っていたら成功となります。
災害時に重要な助け合い、「共助」の考え方を学ぶことができます

⑤防災ボトル

大人気だったこちらのブースでは、用意された9種類の防災グッズの中から4つを選び、ウォーターボトルに入れてシールでデコレーションをします。このようにボトルに入れることで、潰れたり、水に濡れたりすることなく防災グッズを持ち運ぶことができ、さらにボトル自体も水筒として使うことができます。
そして、最後はシールでデコレーションすることで、ワクワクするような自分だけのオリジナル防災ボトルをつくることができます

⑥プチ防災訓練(応急処置)

お題となっている怪我や周囲の状況に対応しながら、用意されたアイテムを使って、傷病人役のチームメンバーに応急処置を施します。今回のイベントでは、大人の方にもより広くご参加いただくため、やや内容の難しいワークショップも増やしたのですが、その一つがこの防災訓練です。

⑦プチ防災訓練(AED&心肺蘇生)

AEDの使用方法と心臓マッサージのやり方を実践形式で学べます。知っておくと役に立つ、実用的な知識を身につけることができます

⑧防災つたい

防災つたいは、目隠しをしてロープ伝いに歩き、ゴールを目指すゲームです。しかし、あちこちに障害物もあるため、そのまま歩くとぶつかってしまいます。
そこで、挑戦する人のご家族やスタッフが周囲の状況について説明し、ぶつからないように指示を出します。暗闇で視界の悪い環境を疑似体験することで、懐中電灯などの重要性を実感するとともに、災害時に互いに助け合うことを意味する「共助」の大切さについても学ぶことができます

⑨オリジナルおうちフェイスペイント

だい・ぼう・けん」にちなんだフェイスペイントをして、よりイベントを楽しむことができます。
イベントロゴやおうちの柄など、かわいいペイントがたくさんありました。

⑩チャレンジチャージャー

手回し発電機を使って、10秒間でできるだけ多くの電力を生み出すゲームです。発電量上位の方はランキングに掲載し、さらに普段使っている家電などがどれくらいの電力を消費しているのかパネルで知ることで、電気を作ることがどれだけ大変なのかを学ぶことができます。ブースにはソーラーモバイルバッテリーや手回し発電機付きのラジオを展示し、普段の生活から、簡単に災害に備えられることもお伝えしました

⑪ジャッキアップ体験

ここではジャッキアップを使って、重いものの下敷きになってしまったぬいぐるみを救出します。触れる機会の少ないジャッキアップを実際に手にし、使い方を学ぶことで、実用的な知識を身につけることができます

⑫防災カード作り

こちらは、やや大人の方向けのブースです。名前や住所、連絡先などの個人情報を書いた「だいぼうけんオリジナル防災カード」を作ります。防災カードを作ることは、いざという時はどこに避難するか、どこに連絡するかを家族で話し合うきっかけになり、自分も、家族も、近くにいる人も助けることに繋がります

⑬オリジナルホイッスル作り体験

好きなシールやリボンでオリジナルのホイッスルを作ることができるワークショップです。ホイッスルを使えば、災害時に声が出せないときや、声の届く範囲に人がいないときにも、助けを求めたり自分の居場所を伝えたりすることができます

ワークショップを満足するまで楽しんだら、受付へと向かいます。

大和ハウスグループ様と大東建託グループ様の主催者 ブースを含む3つ以上のスタンプを見せると、オリジナル缶バッジを作れます防災ボトルや防災カード、ホイッスル、缶バッジと、形に残るものを持ち帰っていただくことで、イベントが終わった後もご家庭で防災について考えるきっかけをつくることができます

こうして、大盛況の「だい・ぼう・けん」は無事に終了しました。

【参加者様のご感想】「また参加したい」との声が96%以上!

参加いただいた方にご協力いただいたアンケートの結果を一部ご紹介します。

「防災クイズでは学びがありましたか?」という質問に対する回答は、以下のグラフの通りです。93.7%の方に、防災クイズを通して二社間の協定について学んでいただけました

次の質問は、「体験して、新しい発見や初めて知ったことがありますか?」というものです。99.2%と、ほとんどの方に新しい発見や知識を得ていただくことができました

最後の質問は、「また、このイベントがあったら参加したいですか?」です。なんと、96.4%もの方が「また参加したい」と回答してくださいました

いただいたご感想も一部紹介します。

  • いつ起こるかわからず、備えが重要な災害について学べたのでよかった
  • 子どもにもわかりやすく、楽しめるイベントが多くてよかった
  • スタッフが皆親切でよかった
  • 小さい子供が楽しめる内容があってよかった

【担当者様のお声】集客に満足

主催者の大和ハウスグループ様と大東建託グループ様からも、名古屋開催を上回る参加者数でお客様に楽しく防災の知識を学んでいただけたと、ご満足いただけました

大和ハウスグループ様と大東建託グループ様による防災イベントは今後も開催予定で、より幅広い世代の集客や入居者への両社の取り組み周知など色々な内容で展開をしていきたいとのお考えでした。

IKUSAも、より幅広い年代の方が参加しやすいイベント開催に向けて、これからも改善を進めてまいります。

 

防災ヒーロー入団試験の資料を受け取る

防災ヒーロー入団試験について問い合わせる

今回ご利用いただいたサービスはこちら!

防災ヒーロー入団試験

防災ヒーロー入団試験は、子どもも楽しく防災を学べる体験型防災アクティビティです。防災ヒーローを目指して、防災にかかわる迷路やウォークラリーなどを体験してもらいます。体と頭を使いながら、楽しく親子で「もしも」を考えることができます。

SDGsコンパス編集部

この記事を書いた人

SDGsコンパス編集部

SDGsコンパスは、SDGsに踏み出したい企業や自治体様の「はじめの一歩」を後押しするメディアです。SDGsの目標やSDGsの導入方法などのお役立ち情報を発信していきます。

関連する事例記事