【君もヒーローに⁉】堺・緑のミュージアム『ハーベストの丘』にて防災ヒーロー入団試験を実施いただきました!

  • 商業施設
  • 防災ヒーロー入団試験
目 的 防災知識向上
対 象 家族
時 間 1日型
人 数
業 種 農業公園

ホットココアがおいしくて嬉しいまなぶです。
今回は2021年9月26日、堺・緑のミュージアム『ハーベストの丘』にて実施いただ頂いた『防災ヒーロー入団試験』について紹介いたします!
親子で楽しく学べちゃう⁉事例をたっぷり詰め込んでいますので、是非ご覧ください!SDGsイベントの相談をする

防災ヒーロー入団試験とは?

防災ヒーロー入団試験とは、防災にまつわる様々なワークショップ(種目)に挑戦し、災害時に活躍することのできる「防災ヒーロー」を目指すプログラムです。災害時の各フェーズに合わせて、体を動かしながら防災を学ぶことができます。

災害時の各フェーズとは、「事前準備」「災害発生」「発災直後」「避難生活」「生活再建」の段階を指します。

段階ごとに必要な対策を学んでいくことで、不測の事態にも対応できる防災知識を身につけることができます。

また、種目をクリア毎に獲得できるスタンプを全て集めると、「防災ヒーロー認定の缶バッジ」をゲットできます!

親子で参加できる種目の中に、防災の学びを取り入れることで、楽しみながら防災知識を得ることができるイベントです。

今回の記事では、当日の盛り上がりの様子を余すところなくご紹介いたします。また後半では、今回のイベントでは実施しなかった種目についてもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください!

商業施設『ハーベストの丘』にて実施!その理由とは?

今回防災ヒーロー入団試験を実施いただいたのは、大阪府・堺市にある、堺・緑のミュージアム『ハーベストの丘』様。

ハーベストの丘は、大人も子供も1日中楽しめる、自然豊かな体験型農業公園です。季節のお花や動物とのふれあい、遊具に体験教室、堺のグルメなど見どころが盛り沢山で、 多くのファミリー層が訪れる大人気の施設です。

今回は、9月1日が防災の日ということで、楽しみながら防災について学ぶことができる、「防災ヒーロー入団試験」を導入いただきました!

雨の中でも大盛況!当日の様子

当日は傘や合羽が必要なくらいの雨降りにも関わらず、『防災ヒーロー入団試験』には、とても大勢のみなさんが集まってくれました!

各種目に続々と集まるヒーローの卵たち……これから3つの種目に挑戦し、本物の防災ヒーローを目指します!

各種目をクリアするともらえるスタンプを全て集めたら、受付に向かい……

防災ヒーロー認定証となる、缶バッジを手作りします!

この防災ヒーロー缶バッジの獲得を目指して各種目に取り組んでいただきます。

それでは各種目の内容説明です!

【第1種目】防災スリッパ作り

1種目は、「防災スリッパ作り」。新聞紙でスリッパを作り、ガレキに見立てたゴツゴツの道をゴールまで歩くことができたらクリアという種目です。

参加者様には、まずブースにて、地震が起きてから避難所に避難するまでのストーリーを紙芝居で観ていただきます。

皆さんの表情は真剣そのもの……!

裸足のまま避難場所へ行くのは危ない、という話を聞いて、足を守るスリッパの重要性を理解してから、新聞紙を使ってスリッパを作ります。

新聞紙スリッパは、お子さまでも簡単に作ることができるため、親子で楽しんでいただくことができます。

実際の災害時には、家の中でもガラスなどの破片が床に散乱してしまうことがあります。そのような中を歩く時に少しでもケガのリスクを減らすために、新聞紙スリッパが有効です。実際に熊本地震の際にも使用されていました。

今回、新聞紙スリッパ作りを体験したみなさんは、いざという時にもサッと新聞紙スリッパを作り、安全に家の外まで出られることでしょう!

【第2種目】消火器射的

消火器射的は、水の出る消火器で火が描かれた的を狙い、水を当てて倒す種目です。制限時間内に3枚の的を倒すことができればクリアとなります。

水消化器を使用する手順は、実際の消火器と同じ手順なので、正しい消火器の使い方が身につきます。普段の生活では、消火器の使用体験をする機会はなかなかないと思いますので、貴重な経験になるはずです!

防災隊員が横について、レクチャーしてくれます!

しっかり狙いを定めて、確実に的を射抜いていきましょう。

有事の際にはどんなところに火事のリスクが潜んでいるかわかりません。消火器を正しく扱うことができれば、火災による被害を最小限に抑えることができるでしょう。

【第3種目 防災リュック間違い探し】

災害発生時にあると便利な防災リュック。その中身として必要なものとそうでないものを制限時間内に取捨選択する種目です。

テーブルにはあらゆる物品が用意されています。

一体何が必要なのか………
見慣れたアイテムもあれば、初めて見るような奇妙なものも……

制限時間内に、空っぽの防災リュックの中にアイテムを入れ、正しいと思う防災リュックを完成させていきます。

防災リュック間違い探しは、防災グッズを準備するきっかけになることはもちろん、これまで用意していた防災グッズの見直しにもなる種目です。

君もヒーロー!「防災ヒーロー認定証」のバッジ作り

全種目をクリアした暁には、防災ヒーローに認定された証となる缶バッジを作ることができます。

バッジができたら、晴れて防災ヒーローの仲間入り‼

決めポーズもキマって格好いいですね!

災害が起きた際には今日学んだことをぜひ、家庭での防災に活かしてください!

防災ヒーローの全種目を一挙紹介!

防災ヒーロー入団試験には、今回ご用意した種目以外にもさまざまな種目があります。ここで、防災ヒーローで体験することができる全種目をご紹介いたします。

防災ウォークラリー

防災ウォークラリーは、食料の備蓄などの知識をウォークラリー形式で学ぶことができる種目です。

会場内にいくつかのチェックポイントを設け、防災に関するキーワードや謎が書かれた看板を設置します。

参加者は地図をもとにチェックポイントを回り、各ポイントに置かれた看板に書かれている防災クイズの答えを手元の用紙に記入していきます。ゴール地点にたどり着いたら、正答数を確認し、一定以上の正答率を達成すればスタンプ獲得となります。

※正答率の基準は主催者が自由に設定可能です。

スモーキー迷路

スモークを充満させた段ボール迷路の中を回り、火災が起きた際の逃げ方を学びます。制限時間内に、迷路内に設置されているアイテムを持ってゴールすることができればクリア。スタンプを獲得することができます。

迷路の中に設置されているアイテムは、低い姿勢でないと見つけることができないポイントに設置されています。災害等で火災が発生した際には姿勢を低くして移動する必要があり、実際の避難方法を遊びの中で学ぶことができます。

※人体に害のない安全なスモークを利用しています。

子ども防災クイズ&がれきころがし

子ども防災クイズでは、防災知識や被災した際の対処方法がわかりやすくクイズとして出題されます。そして見事クイズにクリアした参加者は、「がれきころがし」に挑戦。がれきの大玉をころがし、障害物を避けながらゴールできれば、スタンプをゲットすることができます!

防災ヒーロー入団試験を実施するメリットとは?

家族で楽しく防災を学んでもらえる

防災ヒーロー入団試験は、「あそび」と「防災」を掛け合わせた体験型イベントです。「防災」というと難しく捉えられがちですが、「楽しそう」「やってみたい」というワクワク感が入り口となるイベントなので、防災を考えるきっかけを作れます。

また、大人も子供も一緒に楽しめる種目ばかりで、家族みんなで楽しく学びを得られるため、ファミリー層の集客効果も見込むことができます。

施設内を周遊させることができ、3密対策にもなる

防災ヒーロー入団試験は、施設内の複数箇所にワークショップのブースを用意するため、施設内の周遊を促すことができます。周遊を促すことで滞在時間が延びるため、施設の新たな魅力を発見してもらうことや、消費金額を増やしてもらうことが期待できます。

また、ブース同士は離れており、各ブースにも人数制限を設けているため、参加者同士が密になることを避けられます。3密を避けたイベントを実施したいという方にもおすすめです。

要望に合わせて種目のカスタマイズができる

防災ヒーロー入団試験は、複数ある種目の中から、目的に合わせてお好きな組み合わせを選べます。「海が近いから、津波に関する種目をメインに行いたい」「できるだけ施設内をたくさん回れるようなイベント設計をしたい」など、要望に合わせた最適な組み合わせをご提案いたします。

まとめ

今回は、ハーベストの丘にて行われた『防災ヒーロー入団試験』の様子をお届けいたしました。

あそびの中に学びを取り入れることで、楽しみながら防災知識を得ることができるこのイベント。悪天候にも関わらず、たくさんのご家族にご参加いただき、私たちスタッフも皆さまとともに楽しみながら運営することができました。

あそびの中で学んだ知識だからこそ無理なく吸収でき、有事の際にも実践することができるでしょう。

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防災ヒーロー入団試験

防災ヒーロー入団試験は、子どもも楽しく防災を学べる体験型防災アクティビティです。防災ヒーローを目指して、防災にかかわる迷路やウォークラリーなどを体験してもらいます。体と頭を使いながら、楽しく親子で「もしも」を考えることができます。

SDGsコンパス編集部

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