【アンケート結果公開】堺市南区にて「みなみ防災フェスタ」を開催!体験型ワークショップで楽しく防災を学ぼう!
- 自治体
- 防災フェス
目 的 | 防災意識向上・地域交流 |
---|---|
対 象 | 親子 |
時 間 | 1日型イベント |
人 数 | 約450名 |
業 種 | その他 |
こんにちは、JJです!
2022年12月10日(土)、大阪府堺市南区の国際障害者交流センター ビッグ・アイおよび堺市立ビッグバン 交流広場にて、「みなみ防災フェスタ」を開催しました!
本イベントは、複数の防災展示やワークショップを組み合わせた、南区で初の試みとなる体験型防災イベント。IKUSAにて一部エリアの企画・運営をサポートさせていただきました。
本記事では、当日のイベントの流れや参加者様に実施したアンケートの結果をお届けします。さらには、今回のような「防災フェス」を実施するメリットもご紹介。「楽しく学べる防災イベントを開催したい!」とお考えの方は、ぜひお読みください。
SDGsイベントの相談をするみなみ防災フェスタとは?
みなみ防災フェスタは、堺市・南区にて開催された防災イベントです。
国際障害者交流センター ビッグ・アイおよび堺市立ビッグバン 交流広場の2箇所にて開催された本イベントは、起震車や自衛隊車両の展示、警備犬によるパフォーマンスなど、親子で楽しめる企画が目白押し!
IKUSAは、国際障害者交流センター ビッグ・アイ 屋内会場の体験型エリアにて、防災を楽しく学べるワークショップの運営をさせていただきました。
イベント詳細
国際障害者交流センター ビッグ・アイ 屋内会場
【体験型エリア】
- 防災クイズラリー
- 防災スリッパづくり
- 防災リュック間違い探し
- 防災周遊謎解き
- 避難所ジェスチャーゲーム
【パネル展示エリア】
- 自治会活動パネル(南区自治連合協議会)
- 防災ボランティア(社会福祉協議会)
- 災害の備え~普段からの健康管理~(南保健センター)
- 防災関連パネル
など
堺市立ビッグバン 交流広場 屋外会場
- 自衛隊ブース(車両展示 制服試着体験 ゆるキャラとの写真撮影)
- 南堺警察署ブース(ミニパト・白バイ展示 警備犬パフォーマンス)
- 南消防署ブース(起震車・はしご車展示 バッテリーカー乗車体験 制服試着体験)
- 上下水道局ブース(加圧式給水タンク車展示 給水袋持上げ体験 ゆるキャラとの写真撮影)
- 日本赤十字社ブース(応急手当実演)
など
IKUSAにご依頼いただいた理由
南区では、毎年実施していた「南区ふれあいまつり」が新型コロナウイルスの影響によって2年間実施できていませんでした。また、南区はもともと防災に力を入れているという背景がありました。
「防災が学べて、地域の交流になるイベントを実施したい」というニーズと弊社あそびコンサルタントが行った「防災フェス」の提案がぴったり合致し、今回のイベント実施へと至りました。
5つのブースで防災を楽しく学ぶ!体験型エリアをご紹介
ここからは、IKUSAが運営をさせていただいた体験型エリアの様子をお伝えしてまいります!
まずは認定証をGET!
今回のイベントの趣旨は、「5つの試験(体験型防災ワークショップ)にチャレンジして、防災ヒーローを目指す」というもの。
はじめに、受付にて防災ヒーローになるための認定証を受け取ります。
各試験を受けるとこの認定証にスタンプを押してもらうことができ、すべてのスタンプを集めてアンケートに回答すると、試験クリアです!クリアすると、記念にオリジナル缶バッジを作ることができます。
認定証を手にしたら、さっそく試験にチャレンジしていきましょう!
第一試験:防災クイズラリー
防災クイズラリーは、楽しく防災知識を学べるクイズ型のワークショップです。
会場には、防災に関する3択クイズが用意されています。
まずは問題と選択肢を確認しましょう!
正解だと思う回答番号の扉をくぐり、解説を確認します。
用意されている問題は全部で6問。
クイズは、
- 防災の日はいつでしょうか?
- 土砂災害がおこる前の山ではどんなことがおこるでしょうか?
- エレベーターに乗っていて地震が起きた時、正しい行動はどれ?
- 南区内の地震時の指定避難所の数はいくつでしょうか?
など、幅広い範囲で出題され、南区ならではの問題も含まれていました!
「僕は①だと思う!」
「お母さんは②だと思うな」
とそれぞれ違う扉をくぐったあとに一緒に答え合わせをする親子の姿や、
「何問正解だった?」
と友達同士で盛り上がる姿が見られました。
第二試験:防災スリッパづくり
続いての試験は、防災スリッパづくり!
地面ががれきまみれだけど靴がなく、このまま歩くと足を怪我してしまう……
そんなときに役立つのが、新聞紙で簡単に作れる防災スリッパです。
と言っても、ただ新聞紙でスリッパを作るだけでは「本当に足を守ってくれるのか」という効果を確かめることができません。
そこで、皆さんに防災スリッパの効果を実感していただくべく、まずは靴を脱いでがれきに見立てたイボイボロードの上を歩いていただきます!
そのまま歩くと、イボイボが足の裏に直接当たって足が痛い!
これががれきだと、大変なことになってしまいます……!
そこで、防災スリッパの登場!
試験官から作り方を教えてもらい、一緒に新聞紙を折ってスリッパを作っていきます。
その後、自分で作ったスリッパを履いて再び歩いてみましょう。
すると……
「あれ、痛くない!」という驚きの声が!
災害時に靴がなくても、このスリッパがあれば安心して逃げることができますね。
実際に参加した方からは、
「簡単に作れるから作り方を覚えておきたい」
「家に帰ったら早速作ってみよう」
という声があがっていました。
第三試験:防災リュック間違い探し
続いての試験は、防災リュック間違い探し!
防災リュックは、避難時や避難所生活で役立つ防災グッズを詰め込んだリュックです。
今回、リュックには防災グッズが5つ入っているようですが、あと5つ必要なものがあるようです。
机の上に並べられたアイテムの中から、必要だと思うものをリュックに詰めていきましょう!
「これも大事だけど、こっちの方が使い方がたくさんあって役に立ちそう」
「あと5個しか持てないから本当に必要なものだけ持っていこう!」
と、親子で話し合いながら考える姿が見られました。
試験4:防災謎解き〜災害都市からの大脱出〜
防災謎解き〜災害都市からの大脱出〜は、謎解きを通して防災を学べるゲームです。
参加者の皆さんは、災害都市から脱出するため、謎解きに挑戦することに!
パンフレットや会場内のパネルに用意されたいくつかの謎を解き明かし、最終問題にチャレンジし、最終問題のキーワードをスタッフに伝えると、見事脱出成功となります。
また、今回は謎解きの手がかりをゲットするために、「ダンボール迷路」に挑戦する必要があります。
実はこのダンボール迷路の中には、謎解きの手がかりとなるアイテムカードが隠されているのです!
迷路の中を探検して、カードをゲットしましょう!
アイテムカードをゲットしたら、カードに書かれた情報も使いながら謎を解き明かしていきましょう!
果たして、無事に脱出できるのか……!?
頭と体を使い、仲間と協力することが大切な謎解きゲームです。
第五試験: 避難所ジェスチャーゲーム
最終試験は、「避難所ジェスチャーゲーム」です。
この試験では、災害時に人と助け合う「共助」の考え方を学ぶことができます。
参加者の皆さんには、まず受付で避難所の映像を試聴し、「避難所には共助の考えが必要である」ということを知っていただきます。
しかし、ただ映像を見るだけではなかなか実感がわかないもの…
ここからは、実践編に移っていきましょう!
参加者の皆さんは、「避難所エリア」と「救援物資エリア」の2グループに分かれます。
避難所エリアには「避難所に必要なもの」のリストといくつかの防災グッズが置いてあるのですが、なんと、いくつか足りないグッズが……!
救援物資エリアにいる仲間に持ってきてもらおうと思っても、避難所はざわざわしていて、なかなか声が届きません。
ジェスチャーをして、必要なグッズが何かを伝えましょう!
これのことかな?とお互い身振り手振りでコミュニケーションをとり、意思疎通をはかります。
言葉を使わずに情報を伝えることや、情報を正しく汲み取ることはとても難しく、皆さん苦戦しながらも果敢に取り組んでいました!
伝える側も伝えられる側も、相手を思いやる気持ちが大切です。
試験に合格!世界に1つだけのオリジナル缶バッジを作ろう!
さて、5つの試験をクリアして認定証のスタンプが集まりました。
最後にアンケートへ回答すると、防災ヒーロー入団試験合格の証としてオリジナル缶バッジを作ることができます。
自分の名前を入れたりお絵描きをしたり……
世界に1つだけの缶バッジを作りましょう!
そして最後には、南区様から、防災グッズが盛りだくさんのノベルティも配布されました。
ノベルティバッグの中身は、非常食や、お水、オリジナルホイッスルなど、災害時に役立つものが揃っています。
皆さん、試験おつかれさまでした!
防災ヒーローとしての活躍を期待しています!
アンケート結果
本イベントは450名以上の方にご参加いただきました。
参加者様からいただいたアンケートの結果をお届けします!
イベントの満足度について、「満足」「非常に満足」と回答した方の割合は94.9%!
「楽しく学べた」「子供も大人学べた」といううれしいご感想を多くいただきました。
- 子供に防災について楽しく学ぶ機会をいただきました。
- 凝っていたし子供にわかりやすくてよかった。
- エンターテイメント性が高かった。
- 大人でも楽しく防災を学べました
- 面白い体験が多く、充実した内容でした。
- スタンプラリーが面白かったしタメになった!
- スタッフの方が元気でたのしかったです
アンケートにご協力いただいた皆さん、ありがとうございました!
楽しく学べる防災イベント「防災フェス」を実施するメリット
親子で防災を学ぶきっかけづくりに
防災イベントと聞くと、
「防災って難しそう…」
「子供に理解できるかな?」
という印象を抱く方も多いかもしれません。
IKUSAが作る防災イベントは、「体験型」であり、「楽しさ」を大切にしています。
「楽しそう!」というワクワクする気持ちによってイベントへの参加意欲を掻き立てることができるため、親子で防災に触れるきっかけを作ることができます。
地域ならではの要素を取り入れられる
IKUSAでは、地域ならではの要素を取り入れたイベントのカスタマイズが可能です。
例えば防災クイズの問題を地域で起こりやすい災害に特化したり、防災謎解きに地元ならではの地形を活用したり……など、ご要望に応じてオリジナル要素を取り入れることができます。
地域によって起こりやすい災害は異なります。
地域ならではの防災を学ぶことで、より防災を身近に感じてもらうことができます。
集客支援やグッズ制作もお手伝い!
企画や当日の運営はもちろんのこと、集客支援やオリジナルグッズの制作も承っています。
募集サイトの制作やバナー、ポスター等の販促物で集客を促進できます。
今回も、告知フォームの制作やポスター制作をお手伝いさせていただきました。
また、オリジナルデザインのグッズを制作することで、参加者様に思い出や学びを持ち帰ってもらうこともできます。
まとめ
今回は、堺市・南区にて開催されたみなみ防災フェスタの様子をお届けしました!
当日はお子様からご高齢の方まで多くの方にご参加いただきました。
ご参加いただいた皆さん、誠にありがとうございました!
IKUSAでは、防災イベントの企画・運営を行っています。
今回実施した防災フェスの他にも、運動会を通して防災を学べる「防災運動会」やオンラインで防災を学ぶ「おうち防災運動会」などのパッケージプランもございます。
「参加者が楽しめる防災イベントをしてみたい!」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。SDGsイベントの資料をダウンロードするSDGsイベントの相談をする
防災フェス
1日丸ごと、防災を楽しむお祭りをお手伝いするプロジェクトです。メインとなるイベント企画から、講演会やノベルティ制作、広報戦略まで、防災×イベントのプロフェッショナルとしてお手伝いいたします。
この記事を書いた人
JJ
あそびの会社、株式会社IKUSAのマーケター。「あそびの力で社会課題を解決する」という目標を掲げ、企業や自治体、商業施設へ「あそび」を届ける仕事をしています。