SDGs用語集

SDGsアクションプラン

SDGsアクションプランとは、日本におけるSDGsの実施指針の中で示された「8つの優先課題」を解決するための具体的な施策がまとめられたものです。SDGsへの取り組みに対する貢献度を明確にすることを目的として策定されています。

 

SDGsアクションプランは、「SDGs推進本部」によって毎年作成され、達成状況や社会情勢などを踏まえて、具体的な施策や予算が決定されます。2018年12月に最初のSDGsアクションプランが策定され、その後、毎年12月に次の年のSDGsアクションプランが公表されています。また、2018年と2019年には、その年のアクションプランが見直された「拡大版」も公表されました。

 

SDGsアクションプランの構成は大きく3つに分かれています。最初の項目に、策定された年の「基本的な考え方」が提示されています。達成状況や社会情勢などの背景から、その年の方向性が記載され、特に重点的に取り組むべき項目について大まかな概要が明記されています。

次の項目で、「5つのP」と「優先課題8分野」についての重点事項をそれぞれ詳しく示し、最後の項目では、各府省庁の具体的な施策や予算が記載されています。SDGsアクションプランをしっかりと理解することで、日本がSDGsの達成に向けてどのような取り組みを行うのかがわかります。