SDGs用語集

SDGsネイティブ

SDGsネイティブとは、日常的にSDGsに関する言葉やできごとに触れており、SDGsに関心が高い世代を指す言葉です。厳密な定義はないものの、Z世代(※1)やミレニアル世代(※2)が当てはまることが多いようです。

 

(※1)Z世代……1997~2012年頃に生まれた世代

(※2)ミレニアル世代……1980〜1990年代中頃に生まれた世代

 

Z世代やミレニアル世代がSDGsに関心が高いといわれているのは、米同時多発テロといった「社会問題」や、東日本大震災、pm2.5による大気汚染、オーストラリアの森林火災といった「環境問題」を、幼いころからリアルタイムで目の当たりにしているからといわれています。

 

企業は、社会問題や環境問題への関心が高いSDGsネイティブが、企業活動や消費活動の中心となり始めていることに注目していく必要があるでしょう。例えば、就職活動を行う学生は、企業がSDGsにどのように貢献しているのかを基準に就職先を選ぶ可能性があります。あるいは、買い物をするときにSDGsに貢献できる製品を購入したいと考えるかもしれません。

 

このような背景から、次世代を担うSDGsネイティブを意識した企業改革や製品開発を行う企業が増えてきています。