SDGs用語集

5つの主要原則

「普遍性」「包摂性」「参画型」「統合性」「透明性と説明責任」からなる5つの主要原則は、2016年12月22日に日本政府が決定した「SDGs実施指針」において定められているものです。これらは2030アジェンダの理念から導き出されており、優先課題や分野に関わらず、SDGsに取り組む際に守るべき原則として位置づけられています。

 

【普遍(ふへん)性】

先進国を含め、全ての国が行動すること。日本においては、国内実施と国際協力の両面で率先して取り組むこと。

 

【包摂(ほうせつ)性】

SDGsの基本理念である「誰一人取り残さない」ために、子供や若者、高齢者、障がい者といった立場の人や、国際社会における人権の尊重、ジェンダー平等の視点をもつこと。

 

【参画型】

国や企業、団体だけでなく、個人も含めたすべてのステークホルダーが主体的にSDGsに取り組むこと。

 

【統合性】

経済・社会・環境の3要素のうち、いずれかのみに取り組むのではなく、それぞれのつながりを意識し、統合的に取り組むこと。

 

【透明性と説明責任】

取り組みの状況や評価などを公表し、説明責任を果たすこと。