SDGs用語集

SDGs未来都市

SDGs未来都市とは、「SDGsを達成するための優れた取り組みを提案した自治体」として内閣府によって選定された都市や地域です。SDGsの理念に沿った基本的かつ総合的な取り組みを推進する都市や地域の中から、特に「経済・社会・環境」の3つの側面において新しい価値を創出することに加え、より継続的に発展し続けられると判断された都市や地域が選定されます。

 

また、SDGs未来都市の中でも特に先導的な取り組みを行っている都市は、「自治体SDGsモデル事業」として選定されます。自治体SDGsモデル事業として選定された都市は「多様なステークホルダーと連携し、地域の自律的好循環が見込める事業」として、補助金を受けることができます。

 

イベントや普及啓発活動を通して、SDGsの成功事例を国内外へ情報発信し、幅広い啓蒙活動をすることで、「地方創生」の深化につなげることを目的としています。

 

SDGs未来都市として選定されるためには、まず外形要件などの評価が行われ、その後に自治体SDGs推進評価・調査検討会によって評価されます。外形要件などの評価は、〇×方式で採点されます。自治体SDGs推進評価・調査検討会による評価は、項目ごとに0~15点の評価が付けられ、160点満点で採点されます。

内閣府は提案数や提案に対する評価を考慮して、SDGs未来都市を30程度、自治体SDGsモデル事業を10程度選定します。