SDGs用語集

SDGコンパス

SDGコンパスとは、SDGsを企業がどう活用するかを示した行動指針です。GRI(グローバル・レポーティング・イニシアチブ)、UNGC(国連グローバル・コンパクト)、WBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)が共同で作成しており、SDGsに取り組む際に「どのように自社の強みをSDGsと結び付ければよいのか」を考えるために役立ちます。

 

SDGコンパスでは、企業がSDGsに取り組むステップを5つに分けて解説しています。

ステップ1:SDGsを理解する

ステップ2:優先課題を決定する

ステップ3:目標を設定する

ステップ4:経営へ統合する

ステップ5:報告とコミュニケーションを行う

 

ステップ1では、まずSDGsを理解するために、SDGsの17目標や企業がSDGsを活用する根拠、企業の責任などについて解説しています。

ステップ2では、自社の特徴や強みから優先課題を決定するための方法、ステップ3では、具体的な目標を設定するための方法を解説しています。

ステップ4では、目標達成に向けた経営戦略の立案や、企業内のすべての部門の理解と協力を得ることの重要性について解説しています。

ステップ5では、自社のステークホルダーのニーズを把握して、自社のSDGsの取り組みを定期的に発信するための具体的な方法について解説しています。ステークホルダーとの関係性を強化していくことで投資を呼び込み、SDGsの達成と経営の両立を目指すことができるとしています。