SDGs用語集
2030 アジェンダ
2030アジェンダとは、2015年9月にニューヨークの国連本部で行われた「国連持続可能な開発サミット」で採択された世界共通の行動計画です。
正式名称は、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」で、前文と宣言、2030年までに達成すべき17の目標(SDGs)、目標を達成するための実施手段、フォローアップの考え方が示され、一つの文書としてまとめられています。
2030アジェンダは、2000年に行われた国連ミレニアム・サミットで採択された「国連ミレニアム宣言」と、1990年代の主要な国際会議で採択された開発目標をまとめた「MDGs:ミレニアム開発目標」の後継となるものです。
MDGsで達成できなかった課題や、新たに顕在化した環境問題や格差問題などもカバーするために、多岐にわたるテーマの17目標・169ターゲットが、「SDGs:持続可能な開発目標」として設定されました。
- 貧困をなくそう
- 飢餓をゼロに
- すべての人に健康と福祉を
- 質の高い教育をみんなに
- ジェンダー平等を実現しよう
- 安全な水とトイレを世界中に
- エネルギーをみんなにそしてクリーンに
- 働きがいも経済成長も
- 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 1人や国の不平等をなくそう
- 住み続けられるまちづくりを
- つくる責任 つかう責任
- 気候変動に具体的な対策を
- 海の豊かさを守ろう
- 陸の豊かさも守ろう
- 平和と公正をすべての人に
- パートナーシップで目標を達成しよう
各国や地域、企業、個人が、2030アジェンダの実施のために行動を起こしています。