SDGs用語集
5つのP
SDGsにおける5つのPとは、People(人間)、Prosperity(繁栄/豊かさ)、Planet(地球)、Peace(平和)、Partnership(パートナーシップ)を指します。
5つのPは、SDGsが採択された「2030 アジェンダ」の前文に決意とともに記載されており、SDGsの17目標は5つのPのいずれかに当てはまるようになっています。
People(人間)
貧困や飢餓をなくし、すべての人が尊厳と平等を得ることに加え、健康に生活できる環境を確保すること。
- 目標1:貧困をなくそう
- 目標2:飢餓をゼロに
- 目標3:すべての人に健康と福祉を
- 目標4:質の高い教育をみんなに
- 目標5:ジェンダー平等を実現しよう
- 目標6:安全な水とトイレを世界中に
Prosperity(繁栄/豊かさ)
すべての人が豊かな生活を送り、お互いに衝突なく経済的・社会的・技術的な進歩と、自然が調和する社会を目指すこと。
- 目標7:エネルギーをみんなに そしてクリーンに
- 目標8:働きがいも 経済成長も
- 目標9:産業と技術革新の基盤をつくろう
- 目標10:人や国の不平等をなくそう
- 目標11:住み続けられるまちづくりを
Planet(地球)
消費と生産のバランスを保ち、海や森林といった天然資源を守ること。そして、気候変動に対応することで、地球の限りある資源を将来に渡って守り続けること。
- 目標12:つくる責任 つかう責任
- 目標13:気候変動に具体的な対策を
- 目標14:海の豊かさを守ろう
- 目標15:陸の豊かさも守ろう
Peace(平和)
戦争や紛争、暴力などをなくし、平和で公正な社会を育んでいくこと。
- 目標16:平和と公正をすべての人に
Partnership(パートナーシップ)
すべての国や企業、団体だけでなく、一人ひとりが協力して、2030アジェンダを達成すること。
- 目標17:パートナーシップで目標を達成しよう
多岐に渡るテーマからなる17目標ですが、このように「5つのP」に分類して考えてみると、SDGsの全体像をイメージしやすくなります。