チームワークを高めるゲーム20選│SDGsに取り組むチームビルディング
組織やチームの力を最大限に発揮させるために、近年ではチームワークを高めるゲームやアクティビティが研修に取り入れられています。ゲームは誰でも気軽に楽しみながら参加できるため、チームワークを高めるにはおすすめの方法です。また、SDGsに全社一丸となって取り組むためにも、メンバー同士の相互理解・チームワークは不可欠といえるでしょう。
ところが、実際に研修を企画すると、「チームワークを高めるために何をしたらよいのかわからない」というケースは少なくありません。
そこで本記事では、社内研修からチームビルディングにおすすめの、チームワークを高める20種類のゲームを紹介します。
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目次
1.チャンバラ合戦–戦IKUSA-
- 所要時間:1〜2時間
- 人数の目安:20名〜、100名以上まで対応可能
- 用意するもの:なし
- 実施方法:対面
チャンバラ合戦の特徴
チャンバラ合戦は、大人数参加型の合戦アクティビティです。スポンジ製の刀を使い、相手の肩に付いている「命」と呼ばれるボールを落とし合います。
老若男女を問わず楽しめるシンプルなルールです。しかし、チームで戦略・戦術を立てて協力して合戦に挑むことが勝つためのポイントです。ゲームを通して、チームワークが向上します。
チャンバラ合戦は、多くの企業や自治体のイベントでの開催実績があります。社内研修、地域のイベント、社員旅行などの幅広いシーンで活用できる大人気のアクティビティです。
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2.謎解き脱出ゲーム
- 所要時間:1〜2時間
- 人数の目安:20名〜
- 用意するもの:なし
- 実施方法:対面
謎解き脱出ゲームの特徴
株式会社IKUSAの謎解き脱出ゲームは、参加者自身が物語の主人公となり、制限時間内に与えられた謎を解くゲームです。チームで協力して謎を解いていくため、チームワークの向上やコミュニケーションの促進が期待されます。社内研修やワークショップとしておすすめのゲームです。
実際に部屋から脱出するわけではなく、机の上で謎を解くため、机と椅子が設置できる場所であれば狭いスペースでも実施可能です。会社に関連する謎を出題するといったアレンジもできるため、誰でも楽しく参加できる“一風変わった”チームビルディング研修としておすすめです。
3.サバ研
- 所要時間:3〜7時間
- 人数の目安:10名〜
- 用意するもの:なし
- 実施方法:対面
サバ研の特徴
BB弾とソフトエアガンを使って銃撃戦を再現して楽しむサバイバルゲームに、チームビルディングの要素を取り入れたのが、株式会社IKUSAの提供するサバ研です。エアガンを使って相手チームを倒す、もしくは相手チーム陣のフラッグを獲得すれば勝利となります。
サバ研ではOODA LOOP(ウーダループ)という考え方が取り入れられています。OODA LOOPとは、勝利を収めるまでの意思決定プロセスを分かりやすく理論化したフレームワークのことです。
サバイバルゲームでは、メンバーそれぞれが「見る・分かる・決める・動く」を状況に応じて瞬時に判断することが求められます。加えて、チームリーダーの判断が勝敗を左右するのも特徴でしょう。
チームワークやリーダーシップ、臨機応変な対応力などの向上を目的としたチームビルディング研修としておすすめです。
4.マーダーミステリー研修
- 所要時間:4〜6時間
- 人数の目安:20名
- 用意するもの:なし
- 実施方法:対面
マーダーミステリー研修の特徴
株式会社IKUSAのマーダーミステリー研修は、参加者が物語の登場人物になりきって、事件を解決する推理ゲームです。参加者には、担当する人物の設定や行動などが書かれた設定書が渡され、そこに書かれていることを守りながら、誰が犯人なのかを推理します。自身が犯人だった場合は、参加者に気づかれないように行動しなければなりません。
マーダーミステリー研修は、主体的な行動力や推理するための思考力、洞察力が求められます。メンバー同士でコミュニケーションを図りながら推理を進めるため、社内イベントや社内研修におすすめのゲームです。
5.リモ謎
- 所要時間:1〜2時間
- 人数の目安:10名〜、100名以上まで対応可能
- 用意するもの:なし
- 実施方法:オンライン
リモ謎の特徴
リモ謎は、オンラインで行える謎解き脱出ゲームです。チームで協力して脱出を目指すため、社内イベントやチームビルディング研修などに活用できます。リモ謎には、「崩れゆく会議室からの脱出」や「燃え盛る本能寺からの脱出」といったプランがあり、プランによってカスタマイズすることも可能です。
また、リモートワークの基礎知識が習得できる「リモ研」、アイスブレイク向きに短時間にアレンジした「リモ謎short」など、研修目的に応じてさまざまなプランを用意しています。「リモートワークによって顔を合わせる機会が減ってしまった」「多拠点で合同の研修を行いたい」といった企業におすすめです。
6.リモ探
- 所要時間:5〜2.5時間
- 人数の目安:30~200名
- 用意するもの:なし
- 実施方法:オンライン
リモ探の特徴
リモ探は、与えられたミッションをクリアするために、参加者全員が協力するオンライン謎解きゲームです。参加者は大グループの中にある小グループに分けられます。小グループごとに異なる情報が与えられ、参加者は大グループと小グループを行ったり来たりしながら情報を共有し、ゲームクリアを目指します。
各小グループで考えた対処法を大グループで共有後、小グループで持ち帰って再度話し合いを行うことを繰り返し、最終的な回答は大グループで決めます。自然と参加者同士の会話やコミュニケーションの促進に繋がり、チームビルディングとしてもおすすめの研修となっています。
7.コンセンサスゲーム
- 所要時間:1〜5時間
- 人数の目安:10名〜200名
- 用意するもの:なし
- 実施方法:オンライン
コンセンサスゲームの特徴
コンセンサスゲームは、物語の中で起こるトラブルについて、メンバー同士で解決方法を話し合い、意見を一致させながらゴールを目指すオンライン研修ゲームです。株式会社IKUSAの提供するコンセンサスゲームは「ジャングルサバイバル」「たどり着け!帰宅困難サバイバル」といったプランがあります。みんなで生き残るための最善策を話し合う中で、自分と他者の考え方や価値観の違いを学べるでしょう。
また、メンバーに意見を受け入れてもらうためには、物事を論理的に考えたり情報をまとめたりするスキルが必要です。ビジネスシーンにおけるコミュニケーションの大切さと難しさを体感できるでしょう。物語を楽しみながらチームワークを高め、コミュニケーション能力を身に付けられる研修としておすすめです。
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- 所要時間:2〜3時間
- 人数の目安:10名〜、2,000名まで対応可能
- 用意するもの:なし
- 実施方法:対面・オンライン
トレジャーロワイアルの特徴
トレジャーロワイアルは、株式会社タカラッシュの提供する宝探しゲームです。エリア内に隠された約50個の宝を、制限時間内により多く見つけられたチームが勝利となります。
観光地や市街地などの広大なエリアを舞台に、本格的な地図や暗号、体を使ったミッションなどが出題されます。チーム全員で協力して宝を集める中で、自然と会話やコミュニケーションが生まれるのが特徴です。
3蜜を避けた実施が可能であり、参加者の性別や年齢問わずに誰でも楽しめるゲームとなっています。
9.The商社
- 所要時間:3〜6時間
- 人数の目安:10〜150名
- 用意するもの:なし
- 実施方法:対面・オンライン
The商社の特徴
「The商社」は、株式会社プロジェクトデザインの提供するビジネスゲームです。参加者は数名でチームを組み、協力して会社を大きくしていくことが目的です。
計画・行動・決算という3プロセスを1ターンとするターン制で進みます。計4ターンの中で、参加者自身の強みや弱みに気づきながら経営を進めたり、他社との交渉をしたりしながら会社規模の拡大を目指します。
ゲームを通じて会社経営を擬似的に体験しながら、チームワークやコミュニケーションの大切さを学べます。
10.ライフ・スイッチ
- 所要時間:1ゲーム40分間
- 人数の目安:1セットにつき10〜30名 最大100名
- 用意するもの:専用カードゲーム
- 実施方法:対面
ライフ・スイッチの特徴
ライフ・スイッチは、株式会社ワーク・ライフバランスが提供するシミュレーション型カードゲーム研修です。多様性や働き方改革の理解を深めながらチームビルディングを学べます。
ゲーム内では、1日は24時間しかないことを意識しながら、日常の自分とは異なる役職や私生活の中で、目標を達成するために、いろいろな選択を行っていきます。
例えば、20代の社員の参加者が、カードで「40代の社員」になった場合、ゲームでは会社でのマネジメント業務と私生活での介護を両立させながら、売上を競うことになります。40代社員の日常生活を疑似体験することで、相手の置かれている状況に気がつくことができるでしょう。
ゲームを楽しみつつ、ワークとライフの両方向から「時間の有限性」を体感できます。さらに、世代や価値観の違いによってコミュニケーション不良が起こることが学べるでしょう。
11.部課長ゲーム
- 所要時間:1〜2時間
- 人数の目安:5〜7名1チーム
- 用意するもの:専用カードゲーム
- 実施方法:対面・オンライン
部課長ゲームの特徴
株式会社ハートクエイクが提供する部課長ゲームは、報連相や仕事の目的を共有することの重要性を学べる研修ゲームです。チーム5〜7名のうち、1名が部長、2名が課長、残り2〜4名が平社員役としてゲームが始まります。
プレイ中は口頭でのコミュニケーションが禁止されたり、情報共有できる相手が限られていたりします。さらに、役割(立場)によって行動できる範囲が限られているため、いかにチーム内で正確な情報共有ができるかが、ゲームクリアの鍵となります。
ゲームを通じて、部下への指示の出し方や報連相の重要性、管理職としてのあり方などを改めて考えるきっかけとなり、日々の業務に活かせるでしょう。
12.ストマネ
- 所要時間:5〜2時間
- 人数の目安:4〜40名程度(1チーム4名)
- 用意するもの:専用カードゲーム
- 実施方法:対面
ストマネの特徴
ストマネとは、株式会社ハートクエイクが提供する「メンタルヘルス」について学べるビジネスゲームです。
「仕事」を選択する度に「ストレス」が溜まり、ストレスが一定以上になると「休職」となり仕事を2週間休まなければなりません。この状況の中で、休職者を出さずに6週間以内でプロジェクトの完了を目指します。
ゲームを進める中で、他者のストレス状況を気遣ったり、業務の進捗を確認したりと、チームの中で助け合うことの大切さを学べます。
13.共通点探しゲーム
- 所要時間:15〜30分
- 人数の目安:偶数(2名のペアで実施)
- 用意するもの:なし
- 実施方法:対面
共通点探しゲームの特徴
共通点探しゲームは、制限時間内にペアの人との共通点をできるだけ多く探すゲームです。趣味・出身地・年齢・好きなアーティストなど、共通点として挙げるものは何でもかまいません。
制限時間が設けられているため、会話が得意でない人でも自然とコミュニケーションが図れます。参加者内でペアを変えて繰り返し行なうことで、コミュニケーション能力の向上やメンバー同士の相互理解の促進に繋がります。
14.自分史ワーク
- 所要時間:30分〜1時間
- 人数の目安:4〜10名1チーム
- 用意するもの:なし
- 実施方法:対面・オンライン
自分史ワークの特徴
自分史ワークは、自分のこれまでの人生についてメンバーに伝えるゲームです。1人5分程度で人生を語り、語り終えたら他のメンバーからのコメントをもらいます。
それぞれのメンバーの話を聞くことで、その人がどのような経験をしてきたのか、どのような考えや価値観を持っているのかを知ることに繋がり、メンバーについてより深く理解することができるでしょう。
15.陰褒めゲーム
- 所要時間:30分〜1時間
- 人数の目安:4〜8名1チーム
- 用意するもの:なし
- 実施方法:対面・オンライン
陰褒めゲームの特徴
陰褒めゲームは、「対象とする一人のメンバーがその場にいない」と仮定し、その他のメンバーで対象者を褒めるゲームです。
対象者の長所や魅力、好きなところ、仕事に取り組む姿勢などについて、その人を除いたメンバーが2~3分間で語り合います。
対象者は、対面であれば外側を向き、オンラインであればビデオチャットツールのカメラ機能をオフにすることで、その場にいながらも「いない人」として話を聞けます。
必ずメンバー全員が褒められる機会を作ることで、、信頼関係の構築や相互理解の機会として役立てられます。
16.モンスタービルディング
- 所要時間:1〜2時間
- 人数の目安:5〜8名1チーム
- 用意するもの:レゴブロック、情報カード
- 実施方法:対面
モンスタービルディングの特徴
モンスタービルディングとは、レゴブロックを用いて「情報カード」にある内容をもとにチームで協力してモンスターを作るゲームです。情報カードには、見本となるモンスターの外見や色などが記載されています。
「見本となるカードを見ながらレゴブロックを組み立てる」と聞くと簡単そうなゲームだと思われますが、情報カードはそれぞれ内容が異なり、自分以外の他のメンバーは見ることができません。
そのため、口頭のみで情報交換をしなければならず、モンスターを正確に作り上げるには物事の伝え方や聴き方などを工夫する能力、つまりはコミュニケーション能力が求められます。
ゲームを通じて、情報共有の難しさやコミュニケーションの大切さを学べ、チームワークの向上にも効果的です。
17.ペーパータワー
- 所要時間:30分〜1時間
- 人数の目安:4〜8名1チーム
- 用意するもの:A4サイズの紙
- 実施方法:対面
ペーパータワーの特徴
ペーパータワーは、A4サイズの紙を1チームに20枚ほど用意し、紙を使ってどれだけ高いタワーを作れるかを競うゲームです。
制限時間内により高いタワーを作るには、チームでアイデアを出し合いながら協力することが必須です。簡単なルールながらにチームビルディングとして活用できます。
18.ワールドリーダーズ
- 所要時間:5〜3時間
- 人数の目安:10〜100名
- 用意するもの:なし
- 実施方法:対面
ワールドリーダーズの特徴
株式会社IKUSAが提供するワールドリーダーズは、企業研修のためにつくられた、「企業経営」を体験できるSDGsビジネスゲームです。
ゲームの勝利条件は「最も大きな利益を生み出したチームが勝ち」とシンプルですが、チームの持つ労働力や資金、情報を使い、さまざまなアクションを通して自社利益の拡大を目指すため、戦略思考や交渉力などのさまざまなスキルが求められます。
ただし、利益だけを追求してしまうと、SDGsにおける会社の役割が果たせず、会社の価値を下げてしまう可能性があります。事業活動によって環境や社会問題に悪影響を与えてしまう側面にも、ゲームを通して気づけるでしょう。
社会への影響を考えながらも、チームで策略を巡らせながら協力して事業に取り組むことで、企業経営やSDGsに対する理解を深めることに繋がります。
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ワールドリーダーズの資料をダウンロードする19.防災運動会
- 所要時間:2〜3時間
- 人数の目安:20名〜
- 用意するもの:なし
- 実施方法:対面
防災運動会の特徴
株式会社IKUSAが提供する防災運動会は、運動会に防災の要素を取り入れた運動会開催支援サービスです。
防災運動会では防災を5つのフェーズに分け、ユニークな競技を楽しみながら基礎的な防災知識や災害時の知恵などを学べるのが特徴です。
チームで協力して挑戦する楽しさを共有できるため、チームビルディングとしても活用できます。
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- 所要時間:5〜2時間
- 人数の目安:10〜200名(5人1チーム)
- 用意するもの:なし
- 実施方法:対面・オンラインの複合イベント
ハイブリッドイベントの特徴
株式会社IKUSAが提供するハイブリッドイベントとは、参加者が会場に行って参加するのか、オンラインで参加するのかを自由に選べるイベントです。オンライン参加者はイベントを視聴するだけでなく、会場の参加者と一緒にイベントに参加している感覚を味わえます。
ハイブリッドイベントのプラン「帰還不可能な宇宙船からの脱出」は、リアル・オンラインの参加者が協力してクリアを目指す謎解きイベントです。
リアルとオンラインの参加者が一緒に協力しないとクリアできない仕組みとなっているため、両会場の参加者は離れていても一体感を感じながらチームワークの向上、コミュニケーションの促進が期待できるイベントとなっています。
まとめ
チームワークを高めるゲームにはさまざまな種類があるので、目的や課題、参加者の属性に合ったゲームを選びましょう。日々の業務におけるチームの課題解決やSDGsに一丸となって取り組むことを検討している場合は、ゲームを活用することで、より効果的なチームビルディングの醸成へと繋がります。
SDGsのはじめの一歩を支援するSDGsイベント・研修とは?
SDGsのはじめの一歩を実現する「SDGsの社内浸透方法」とは?
進めるための具体的なステップを紹介!
自分ゴト化を促進!3分で分かるSDGs研修・イベントサービスの詳細動画
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この記事を書いた人
りょう
都内在住。美容系メディアのコンテンツ制作をきっかけにライター活動をスタート。現在までにSDGs、HR領域、SNSマーケティング、外遊び、オンラインイベントなどの幅広いジャンルを執筆。読者の皆さまに寄り添えるような、わかりやすい文章を心がけています。