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SDGsに対する企業の取り組み事例20選!取り組み方も紹介

すべての企業が取り組むべきSDGs。しかし、なかにはSDGs17の目標達成に向けてどのように取り組めばよいかわからないという方もいるでしょう。

企業としてSDGsに取り組むことを検討している担当者向けに、CSRSDGsの違い、取り組むメリット、国内外20社のSDGsに関する取り組み事例、取り組む際のポイントを紹介します。

そもそもSDGsとは?

 

SDGsというのは持続可能な開発目標という意味であり、「Sustainable Development Goals」となります。日本も含め世界的な取り組みとして推進されており、現在ではテレビや雑誌などでも紹介されています。

SDGs 17の目標 

SDGsには17の目標が存在します。各目標にはそれぞれターゲットというものが存在しており、合計で169個もあります。ターゲットは各目標の具体的なことに触れられているため、どのように取り組めばよいのかわからないときの参考となります

たとえば目標1には、「2030年までに、現在11.25ドル未満で生活する人々と定義されている極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる」や「2030年までに、各国定義によるあらゆる次元の貧困状態にある、すべての年齢の男性、女性、子どもの割合を半減させる」といったターゲットがあります。

CSRSDGsの違い

読者のなかにはCSRSDGsは同じようなものと考えている方がいるかもしれませんが、少し異なります。CSRCorporation Social Responsibility)は、企業が消費者、投資家、環境などへの配慮をし、組織活動を行うにあたって担うべき社会責任です。

一方、SDGsは世界中に存在している環境問題・差別・貧困・人権問題などの課題をすべての人の行動によって2030年までに解決していこうという行動目標・計画を指します。

SDGsに企業が取り組むメリットとは?

 

企業がSDGsに取り組む主なメリットとしては、以下の3つが挙げられます。

1.企業のブランドを向上できる

1つ目のメリットは、企業のブランドを向上できることです。SDGsは、社会貢献としての色合いが強いことからブランド力を高められます。そうすると社会貢献意欲の高い顧客に注目されやすくなり、売上の向上につなげることもできます。

2.資金調達がしやすくなる 

2つ目のメリットは、資金調達がしやすくなることです。SDGsに取り組むとESG評価の向上につなげられるため、その結果として投資家から資金調達しやすくなります。

3.国内外さまざまな企業と取引しやすくなる 

3つ目のメリットは、さまざまな企業と取引しやすくなることです。SDGsに取り組む企業は、世界的に高評価を得られる可能性が高くなり、さまざまな企業との取引に影響する可能性もあります。その結果として、巨大なビジネスチャンスの獲得にもつなげられるでしょう。

一方で、SDGsに取り組まないと外部からの評判が下がって取引しにくくなるという一面もあります。世界的な取り組みだからこそ、SDGsを無視した経営は今後厳しくなるかもしれません。 

SDGsに対する日本企業の取り組み事例

SDGsには、大和ハウス工業株式会社や日本航空株式会社、アートコーポレーション株式会社などさまざまな日本企業が取り組んでいます。具体的にどのような取り組みをしているのでしょうか。

1. 大和ハウス工業株式会社 

大和ハウス工業株式会社では、「サステナブルジャーニー」というWebマガジンにてSDGsに関する情報を発信大和ハウスグループとしての取り組みだけではなく、日本も含めた世界各地の持続可能な取り組みを紹介しています。

また、高齢者向け住居サービスの提供や子どもたちへのさまざまな教育活動もSDGsに関連した活動です。大和ハウス工業株式会社の場合は目標4や目標11、目標15などさまざまな目標に関した取り組みを行い、持続可能な社会の実現を目指しています。

(参照:大和ハウスグループのSDGs|サステナビリティ|大和ハウスグループ

2. 積水化学工業株式会社 

積水化学工業株式会社ではSDGsを視点にした社会貢献活動を推進しており、里山の保全や森づくり活動、化学教室プロジェクトなどを行っています。この活動はグループ全体で行われており、SDGsに貢献する企業風土の醸成を目指しています。

そのなかの1つである「TABLE FOR TWO」は、社員食堂のメニューの定食1食に追加で20円支払うことで開発途上国の学校給食支援につながるという取り組みです本社や各工場などで取り組まれており、2020年度は約36万円を寄付しました。

(参照:社会・SDGs貢献活動|CSR|積水化学地域コミュニティ|CSR|積水化学

中見出し:3. 日本航空株式会社(JAL)

日本航空株式会社(JAL)では、航空機を用いた人身取引における対策を実施。この取り組み自体は国際的な航空業界全体で行われていることですが、そのなかで日本航空株式会社は水際でできることの徹底化を進めています。

その他、JAL D&Iラボによるジェンダー平等への実現や乳がんキャンペーンの実施といった取り組みも挙げられます。日本航空株式会社はすべての目標に取り組む企業であり、さまざまな企業の参考として活用できるでしょう。

(参照:SDGs達成に向けた取り組み|サステナビリティ|JAL企業サイトSDGsレポート2020年6月号SDGsレポート2021年10月号JAL D&Iラボ|サステナビリティ|JAL企業サイト

4. アートコーポレーション株式会社 

「アート引越センター」で有名なアートコーポレーション株式会社では、引っ越しの際に「エコ楽ボックス」を使用しています。エコ楽ボックスとは、紙資源を使用せずに梱包できる箱のこと食器専用や靴専用などさまざまな種類があります。

社員に対してはエコバッグの携帯・利用を啓蒙しており、引っ越しだけではなくそれ以外の場面でも資源ごみの削減を推進。また、引っ越しに欠かせない車はクリーンディーゼル車を導入し、エコドライブを心がけて荷物を届けています。

(参照:アートグループのSDGs|引越しはアート引越センター【公式】

5. 株式会社ジモティー

株式会社ジモティーでは、地域におけるリユースやリサイクルの活動を展開しており、大量生産・大量消費・大量廃棄という問題からの脱却を目指していますそれ以外にリユースによって有害物質が海へ不法投棄されることも防いでおり、海の保全にも関わっています。

また、株式会社ジモティーは日本のひとり親世帯の約半分がサービスを利用しているという調査結果から、率先してひとり親支援を継続的に実施。2018年には、ひとり親世帯への優先的な物品の受け渡し会を開催しました。

(参照:SDGsに関する取り組みについて | 株式会社ジモティー

6. 株式会社BANDAI SPIRITS 

プラモデルで有名な株式会社BANDAI SPIRITSでは、持続可能な次世代プラスチックを開発しました。強度と柔軟性を持つ一方でリサイクルにも対応しており、リサイクルされたプラスチック製のプラモデルは「エコプラ」として販売されています。他にも、プラモデルを組み立てたあとに残るランナー(枠)の削減にも取り組んでいます。

プラスチックとは別に、マイスター制度もSDGs関連の活動です。マイスター制度はプラモデルの生産技術を担う職人の技を永続的に継承していくための制度で、職場全体の向上心や商品作りに良い影響を与えています。

(参照:SDGs│株式会社BANDAI SPIRITS(バンダイスピリッツ)

7. 株式会社公文教育研究会 

株式会社公文教育研究会と聞くと、子ども向けの学習塾「KUMON」を思い浮かべるでしょう。しかし、株式会社公文教育研究会は高齢者向けの教室も開催。海外への教育も行っており、地域や年齢にとらわれることなく教育面での支援をしています。

特に海外の場合は、バングラデシュのNGOBRACから相談されたことをきっかけに、無償で公文式の学習ができるようにしました。このプロジェクトはJICAJETRO、東京大学と連携して行われており、貧困層の子どもたちへの持続可能な教育支援の継続に関わっています。

(参照:KUMONの取り組むSDGs | 企業情報 | 公文教育研究会

8. 日清食品ホールディングス株式会社 

日清食品ホールディングス株式会社の場合は、災害発生時の被災地支援や貧困支援におけるインスタントラーメンの無償提供などを実施。他にも、国連WFPやベルマーク教育助成財団への寄付もしています。

食品自体に関しては、植物代替肉の使用や培養肉の開発などで陸の豊かさを守ろうと努めています。また、健康志向に応えるための製品開発も進めています。

(参照:サステナビリティ推進体制 | 日清食品グループ

9. サントリーホールディングス株式会社

サントリーホールディングス株式会社は、サステナビリティに関する7つのテーマをもとにSDGs関連の取り組みをしている会社です。例えばサントリーグループの掲げる水理念をもとに、水循環への理解、節水・再利用・上科、水資源保全などをグループ全体で推進しています。

また、アルコール飲料もある企業ということもあってアルコール関連の問題にも取り組んでいます。具体的には、ホームページでの年齢確認やノンアルコール飲料の推進、従業員に対する適正飲酒啓発活動などです。

(参照:サステナビリティビジョン サントリーグループのサステナビリティ サントリーアルコール関連問題への取り組み サントリーグループのサステナビリティ サントリー

10. 株式会社上方ビール 

お酒においては、株式会社上方ビールがユニークな取り組みをしています。株式会社上方ビールでは、ジャムメーカーからコロナ禍の影響で在庫として残ってしまった青果を仕入れてビールと組み合わせました

他にも株式会社上方ビールでは、規格外のエゴマの葉を用いてビールづくりにチャレンジしたり搾りかすの大麦を家畜のえさや農家の土壌改良用に提供したりといった取り組みを実施。産業廃棄物0%を目指して、さまざまなことを行っています。

(参照:フードロス削減 SDGsなお中元ビールが登場 – 産経ニュース 

11. 株式会社クボタ 

株式会社クボタでは事業そのものを通じたサステナビリティを目指しており、食料分野や水環境分野などで取り組んでいます。例として食料分野であれば、ICTやロボット技術をいち早く活用して、農業の省力化や精密化を実現しました。

こうした技術を活かして、株式会社クボタは世界各国の農業を支えています。その国の文化や事情に配慮しながら活動がすすめられており、例としてインドの場合は現地のニーズに対応したトラクタを開発しました。

(参照:クボタのSDGsへの貢献 | サステナビリティ | 株式会社クボタ食料分野での取り組み | サステナビリティ | 株式会社クボタ

12. 株式会社ユニクロ 

日本のファストファッションにおける代表的な存在である株式会社ユニクロは、服のチカラを通した活動で社会問題の解決を目指し、環境負荷に配慮した取り組みや労働環境への配慮などをしています。

商品開発においても環境への負荷を配慮しています。その1つとして「BLUE CYCLE JEANS」は従来よりも仕上げ加工時における水の使用量を減らして作られたジーンズであり、減らした量は通常使用量の最大99%です

(参照:ユニクロとSDGs | 服のチカラを、社会のチカラに。 UNIQLO Sustainability

13. 株式会社セブンイレブン・ジャパン 

株式会社セブンイレブン・ジャパンは、5つの重点課題に基づいて活動しています。例えば1つ目の重点課題「高齢化、人口減少時代の社会インフラの提供」では、これまで築いてきた店舗網と物流インフラを活かし、便利に暮らすためのサービスの提供に取り組んでいます。

(参照:SDGs達成に向けた取り組み|セブン‐イレブン~近くて便利~

14. 任天堂株式会社 

ゲームの製造・販売を行う任天堂株式会社は、地球環境の保護に努めている会社です。例えばゲーム機を開発する際には、有害な化学物質を含まないようにしたり製品の省電力化に考慮したりしています。

任天堂のゲームがSDGs教育に活用されたこともあります。江東区立第六砂町小学校での特別授業「Special Lessons in ACNH」では、Nintendo Switchのソフトを用いて楽しくSDGsについて学べるようにしました。

(参照:CSRレポート:Q&A – 環境への取り組みについて|任天堂任天堂の『あつ森』がSDGsの教材に!? – 江東区の小学校でユニークな特別授業 | マイナビニュース

15. 株式会社コーエーテクモホールディングス 

さまざまなシリーズゲームが有名な株式会社コーエーテクモホールディングスは、環境に配慮した効率的な経営を行っています。これまでの取り組みとしては、自社ビルの外壁緑化やペーパーレス化、ゲームマニュアルの電子化などです。

他にも株式会社コーエーテクモホールディングスは、タイアップによる地域振興や健康経営の推進、女性向けコンテンツの創発などにも取り組んでいます。新型コロナウイルス感染症拡大時には、医療物資を支援しました。

(参照:SDGs・ESGの取り組みについて – 株式会社コーエーテクモホールディングス

16. トヨタ自動車株式会社 

トヨタ自動車株式会社では、車作りにおいて安全技術の開発や環境技術の開発などの取り組みをしています。車作り以外では水素の活用によるエネルギーの多様化や信頼される企業市民を目指した社会貢献活動、人権問題への取り組みなどが挙げられます。

具体例としては、トヨタ環境チャレンジ2050が挙げられます。「人と自然が共生する未来づくりへのチャレンジ」を掲げた取り組みで、国際機構やNGOなどの団体と協力しながら生物の多様性を守るためのプロジェクトを世界的に展開しています。

(参照:SDGsへの取り組み | サステナビリティ | トヨタ自動車株式会社 公式企業サイト

SDGsに対する海外企業の取り組み事例

 

サントリーホールディングス株式会社やトヨタ自動車株式会社などさまざまな日本企業がSDGsに取り組んでいるように、海外企業もSDGsに関する取り組みをしています。一体どのような取り組みなのでしょうか。

17. サムスン電子 

韓国の会社であるサムスン電子は、「Galaxy Global Goals」というアプリを開発しました。各目標の確認や寄付などが可能であり、寄付した際にはその後のプロジェクトにおける最新情報を確認できます

この「Galaxy Global Goals」は、「Galaxy Note10+」以降のフラグシップモデルにプリインストールされているアプリです。直接の寄付とは別に、アプリ内の広告を見るだけで選択した目標に寄付されるという方法もあるため、気軽にSDGsへの協力ができます。

(参照:Galaxy Global Goals | 世界を変えるグローバルゴールズ – Galaxy公式(日本)SDGsの存在を身近にする「THE GLOBAL GOALS」アプリ|Galaxy – Web Magazine OPENERS(ウェブマガジン オウプナーズ)

18. エミレーツ航空 

エミレーツ航空では、航空機を掃除する際にドライウォッシュ手順を用いています。ドライウォッシュ手順とは、布に含ませた少量の洗浄剤を使ったもので、節水を徹底しながら掃除しています。

また、エミレーツ航空でエコノミークラスの乗客に渡される毛布は、100%リサイクルされたペットボトルで作られたものを使用。機内製品の一部は持続可能なものであり、環境問題対策に貢献しています。

(参照:持続可能性の実践 | 私たちの地球 | エミレーツについて | エミレーツ航空 日本

19. ニュージーランド航空 

ニュージーランド航空の場合、使い捨てプラスチックの全面除去や食べられるコーヒーカップの試験導入などSDGsに関するさまざまな挑戦をしています。また、ニュージーランド航空には外部の国際的な専門家グループがあり、そこから定期的にサステナビリティ全般のアドバイスをもらっています。

(参照:サステナビリティ – ニュージーランド航空について | ニュージーランド航空- 日本「世界一の航空会社」に学ぶ、サステナビリティへの努力。「食べられる」カップも | AMP[アンプ] – ビジネスインスピレーションメディア

20. G-STAR RAW 

G-STAR RAWでは、デニムブランドではいち早くSDGs促進のために国連とパートナーシップを締結。サプライヤーとも緊密な協力をしており、公平で安全かつ健康的な労働の実現と関わる人々の人権を守ることを優先事項としています

商品においては、さまざまな手法によるサステナブルな商品を登場させてきました。その1つが「リニュードデニム」で、使用済みデニムの20%を素材に含めていますこの他にも、サステナブルな商品をさまざま開発・販売しています。

(参照:Raw Responsibility | Sustainable Denim | G-Star RAW®世界でいちばんサステイナブルなデニムブランド「ジースター ロゥ」|OCEANS オーシャンズウェブ

企業におけるSDGsへの取り組み方

 

ここまでさまざまな企業のSDGs事例を紹介してきましたが、SDGsはどのような企業においても取り組むことが求められていることです。ただ、闇雲に取り組んでも思うように計画が立てられないかもしれません。

もし初めてSDGsに取り組むのであれば、以下の内容に沿って取り組んでみましょう。

1. SDGsを理解する 

SDGsの取り組みは、SDGsへの理解がなければ何も始まりません。そのため、まずはSDGsを理解することから始めましょう。各目標のターゲットや企業がSDGsに取り組むべき理論的根拠なども把握しておくとSDGsへ取り組みやすくなります。

また、SDGs取り組み推進担当者の任命やセミナーへの参加もおすすめです。担当者の任命は、SDGsに取り組むための体制づくりと運用を潤滑にするためには必要です。セミナーへの参加はSDGsの理解を深め、自社との関わりを考えるためには必要なことなので積極的に検討しましょう。

2. 優先課題を決定する

次に、将来の社会・環境・経済状況などを考えて取り組む優先課題を決めていきます。企業によっては17の目標すべてに取り組むケースもありますが、社内全体が取り組みやすい優先課題を決定することが重要です。

優先課題を見つける際には、自社が生産する商品の調達から販売、廃棄に至るまでの一連の流れを見渡して考えてみましょうそこから自社に関する課題を洗い出すことで、どのようなSDGs上のリスクがあるのか見つけやすくなります。

3. 目標を設定する 

優先課題を決めたら、目標を設定しましょう。目標を設定することにより、組織全体で優先課題を共有できるだけでなく、パフォーマンスの向上にもつなげられます

この際、設定した目標は公表するのがおすすめです。「わざわざ公表する必要あるの?」と思うかもしれませんが、効果的な情報発信の手段となります。危機感も生まれ、責任をもって取り組む意識が社内で高まると考えられるため、公表するようにしましょう。 

4. 経営を統合する 

目標への取り組みは、経営に統合することも大切です。取り組むことで社内に浸透させやすくなります。そのためにも、SDGsへの取り組みは経営者や役員などトップから積極的に取り組んでいく必要があります

また、バリューチェーン内の企業や行政などとのパートナーシップにも取り組むようにしましょう。パートナーシップがあることで,社会持続性の課題解決に対処しやすくなります。

5. 報告とコミュニケーションを行う

SDGsへの取り組みは報告も大切です。事実、SDGsのターゲットには「特に大企業や多国籍企業などに対し、持続可能な取り組みを導入し、持続可能性に関する情報を定期報告に盛り込むよう奨励すること」というものもがあります。

上記のことを踏まえて、SDGsに取り組んで終わるのではなく報告までしましょう。この際にコミュニケーションをとって情報共有をすることも大切であり、今後の取り組みにおける方向性を決めるうえで役立つ可能性もあります。 

企業がSDGsに取り組む際のポイント

 

SGDsに取り組む際には、以下のポイントを踏まえて取り組んでみましょう。ポイントを踏まえて取り組むことで、企業価値や競争力の向上といった効果を得ることにつながりやすくなります。

他社の取り組み事例を参考にしてみる 

他社の取り組み事例というのは、実際にSDGsの計画を決めるうえで大いに役立ちます。そのため、会社の規模や優先課題の内容などに応じて他社の取り組みを参考にしてみましょう。もしかすると、大きなヒントが見つかるかもしれません。

社員の理解を得たうえで始める 

SDGsに取り組む際は、社員の理解を得たうえで始めましょう。いきなり始めると、社員からの理解を得られず、思うように進まない恐れがあります。社員のモチベーション低下にもつながる恐れもあるため、社員の理解を得ることも忘れないようにしましょう。

そのためには、別の項目で触れたようにトップから積極的に取り組むことが必要となります。しっかりとSDGsに取り組んでいることをアピールすることで、社員全体でSDGsに対して協力してもらいやすくなります。

自治体の支援を活用する 

自治体によってはSDGs促進の支援を行っている場合があります。スムーズに取り組むためにも、自治体の支援を活用しましょう。意外にも自治体によるSDGsの支援や取り組みは多いため、すぐに見つかるかもしれません。

例として長野県では、長野県SDGs推進企業登録制度を設けています。登録すると県が対外的に登録企業をPRしてくれるほか、オリジナルの登録マークを提供してもらえるので、自社の活動をPRする際に利用できるなどのメリットがあります。

(参照:【自治体のSDGs支援事例】神奈川/長野/沖縄の企業支援制度長野県SDGs推進企業登録制度/長野県

無理のない範囲で取り組む 

SDGsへの取り組みは大切ですが、無謀な取り組みは負担が大きくなってしまいます。継続するためにも、無理のない範囲で取り組むことが大切です。そのことから、どこに集中して取り組めばよいのか考えましょう。

また、IKUSAではオンライン謎解き脱出ゲーム「ある惑星からのSOS」やビジネスゲーム「ワールドリーダーズ」といったアクティビティを手掛けております。ゲームを通してSDGsを身近に考えてもらうきっかけをつくり、さらに「SDGsマッピング」で自社とSDGsについて実際に考えてもらうワークショップも同時に実施できます。SDGsについていまひとつアプローチの仕方が分からないという際には、SDGsと共に歩んでいく第一歩におすすめです。ぜひとも、気軽にご相談ください。

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まとめ

 

SDGsにはブランド力向上や雇用創出などの効果もあり、国内外のさまざまな企業が取り組んでいます。すべての企業が目標に向かって取り組む必要があるため、ポイントを踏まえたうえで、2030年の目標達成に向けて、実際に行動を起こしていきましょう。

SDGsコンパス編集部

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SDGsコンパスは、SDGsに踏み出したい企業や自治体様の「はじめの一歩」を後押しするメディアです。SDGsの目標やSDGsの導入方法などのお役立ち情報を発信していきます。

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