パートナーシップ
環境
社会

SDGsについて学べるワークショップとおすすめのゲーム15選

SDGsは子どもから大人まで知っておくべき国際的な取り組みです。SDGsを学ぶ方法としては、本を読んだり動画を視聴したりするだけではなく、ワークショップに参加する方法もあります。

SDGsに関連するワークショップやゲームを活用することで、子どもも楽しみながら学べるでしょう。今回は、SDGsを学ぶメリット、ワークショップ5選、活用できるゲーム10選を紹介します。

SDGsをワークショップ形式で学ぶメリット

ワークショップは体験型講座のことであり、実際に手や頭を動かしながら学ぶことができますSDGsでもワークショップが展開されていますが、そのような形式で学ぶメリットとは一体どのようなものなのでしょうか。

自分で行動するからSDGsに対する理解を深められる

1つ目のメリットは、SDGsに対する理解を深められることです。ワークショップは参加者が主体的に取り組むものであり、自分で行動するからこそSDGsに対する理解も含まれやすくなります

ただ聞くだけの受動的な講座ではないからこそ、途中で飽きてしまったり集中力が切れてしまったりということも少ないでしょう。

参加者に当事者意識を持ってもらえる

2つ目のメリットは、参加者に当事者意識を持ってもらえることです。主体的に取り組む以外に他の参加者と協力して出された課題をクリアするということも含まれている場合があるため、他人事のように講座を受講するといったこともなくなるでしょう。

互いの意見を聞いて目標に向かって行動するからこそ、達成感も得られやすくなります

SDGsを学べるワークショップ6選

上記で紹介したように、ワークショップにはさまざまなメリットがあります。そのことから、SDGsの理解を深めるためにワークショップを活用するのもおすすめです。

企業や団体によってはワークショップを開催してくれるところもあるため、以下のなかから探してみるとよいでしょう。

1. LEGO® SERIOUS PLAY®メソッドと教材を活用したワークショップ

LEGO® SERIOUS PLAY®メソッドと教材を活用したワークショップ」は、レゴを用いたワークショップです。レゴブロックで課題や解決策などを可視化するというもので、SDGs以外にチームビルディングといった目的でレゴブロックによるワークショップが取り入れられることもあります。

  • 主催企業・団体:エイチタス株式会社
  • 開催時期:次回未定(問い合わせ)

参照:SDGsで地域の未来を描く「レゴ(R)シリアスプレイ(R)メソッドと教材を活用した体験ワークショップ」を高知で開催!|エイチタス株式会社のプレスリリース

2. SDGs新事業プロジェクト研究

SDGs新事業プロジェクト研究」、企業担当者向けワークショップです。特にSDGsを実践している方やSDGsの分野で新しい事業を立ち上げる方におすすめであり、事業構想ノウハウを持った教授陣やSDGsに詳しいゲスト講師と協力しながらプロジェクトを進めていきます。プロジェクト期間は1年間で、毎月2回開催されます。

  • 主催企業・団体:学校法人先端教育機構 事業構想大学院大学 事業構想研究所
  • 開催時期:次回不定(無料説明会は定期開催)

参照:プロジェクト研究 – SDGs総研

3. 笑って学ぶSDGs

「笑って学ぶSDGs」は、笑いながら楽しく学べるワークショップです。オリジナルのカードゲームで遊んだり体を使ってSDGsの目標を知ったりなどユニークな内容となっています。自分で開催したい場合は、ファシリテーター養成講座に参加しましょう。

  • 主催企業・団体:株式会社笑下村塾
  • 開催時期:次回未定(問い合わせ)

参照:笑下村塾 | 業務内容

4. 気候変動から世界を守れ!

「気候変動から世界を守れ!」は、子どもから大人まで学べるワークショップです。ボードゲームをプレイしながらSDGsを学んでいくという流れであり、小学5年生以上を対象としており、実施時間は90120分です。また、遠隔授業にも対応していることからオンラインでのワークショップを探している方にもおすすめです。

  • 主催企業・団体:日本科学未来館
  • 開催時期:次回未定(問い合わせ)

参照:SDGs ワークショップ 「気候変動から世界を守れ!」 | 日本科学未来館 (Miraikan)

5. Decade of Action

Decade of Action」は、中学校や高校を対象としたワークショップです。動画の視聴や個人ワークなどを通じて、SDGsの基本説明や必要とされている理由、SDGsを達成するための取り組みなどについて学びます。所要時間は100分で、2つのコマに分けて行われます。

  • 主催企業・団体:株式会社JTB
  • 開催時期:次回未定(お問い合わせ)

参照:新・SDGs ワークショップ “Decade of Action” | 校外学習・教育プログラム | 中学・高校向け 国内プログラム | サービス | 学校・教育機関向け | JTB 法人サービス

 6.SDGsアドベンチャー

「SDGsアドベンチャー」は、体験を通じてSDGsを学べるワークショップです。

ポイポイ島、つみつみ島、ロゼット島、フィッシング島、フェアトレード島。この5つの島のワークショップをストーリーに沿いながらゲーム形式で楽しく学んで頂けます。

また、小さいお子様から年配の方まで幅広く楽しんでいただけるコンテンツとなっております。

SDGsイベントの相談をするSDGsアドベンチャーの資料をダウンロードする

ワークショップで活用できるゲーム11選

SDGsを学ぶためには、上述したようなワークショップに参加する方法以外にゲームを取り入れたワークショップを開催するのもおすすめです。そこでワークショップに取り入れられるゲームを10個ピックアップしました。

1. 2030 SDGs

「2030SDGs」は、現在から2030年までの道のりを体験するゲームです。SDGsが必要な理由といったことを楽しみながら学べます。

ゲームの進め方

2030SDGs」は、与えられたお金と時間を使ってプロジェクト活動を行い、最終的にゴールを目指すという流れで進めていきます。ゴールといってもさまざまなゴールが設けられおり、目指す方向によって異なります。例として「悠々自適」というゴールならば、15枚以上の時間をゲーム終了時に持っていることが条件です。

参加人数の目安

「2030SDGs」の参加人数は、5〜50名です。企業や自治体、学校などで取り入れられています。ただし、どんな人でも開催できるわけではありません。ファシリテーター養成講座を受講した公認ファシリテーターに依頼する必要があります。

2. THE SDGs アクションカードゲーム X

THE SDGs アクションカードゲーム X」は、社会問題に対してさまざまなモノやヒトで解決を目指すゲームです。アプリでも遊べるため、気軽にSDGsに関することを楽しみながら学びたいときにもぴったりでしょう。

ゲームの進め方

THE SDGs アクションカードゲーム X」の進めた方は、ビギナー版とアドバンス版にわかれます。ビギナー版の場合は、以下の手順で進めていきます。

  • ファシリテーターが各プレイヤーにリソースカードを3枚配布
  • ファシリテーターがトレードオフカードを1枚読む
  • プレイヤーは持っているリソースカードのなかでアイデアを考え、カードと一緒に提示
  • あとからカードを出すプレイヤーは、前のアイデアに乗っかって「それじゃあ、さらに〇〇〇します」といったような形で提案
  • 最後にアイデアをまとめてファシリテーターに提案

一方でアドバンス版は以下の流れです。

  • ファシリテーターが各チームにリソースカードを3枚配布
  • プレイヤーはリソースカード2枚を使って、ワクワクするようなアイデアを考案
  • ファシリテーターがトレードオフカードを1枚読む
  • プレイヤーは持っているリソースカードを組み合わせて、解決するためのアイデアを考案
  • チームごとにアイデアをまとめてファシリテーターに提案
  • プレイヤー全員の投票で勝敗を決める

参加人数の目安

参加人数は4名ほどです。もし人数が多いのであれば、アドバンス版で遊んでみましょう。アドバンス版はチーム戦で34名ごとにわかれてプレイします。小学生以上をプレイ対象としていることから、子どもと一緒にSDGsを学びたい場合にも活用できます。

3. SDGsババ抜き

お笑い芸人のたかまつななさんが考案したゲーム「SDGsババ抜き」は、ババ抜きがベースなので気軽にプレイしやすいことが特徴です。「貧困をなくそう」といったSDGsにおける17の目標についてアクションを通じて学べるようになっており、オンラインストアで購入できます。

ゲームの進め方

基本的な遊び方は通常のババ抜きと変わりません。手札に同じ数字のSDGsカードがそろったら中央に捨てていきます。ただし、通常のババ抜きとは違い、捨てる際にその数字と同じ数の指示カードに示されている内容に従わなくてはなりません。

また、数字と目標を読み忘れてしまった際はババカードが読み忘れてしまった人に回るというペナルティが設けられています。そのため、ババカードを持っている方はきちんと他の人が捨てるカードの数字と記載されている目標を読んでいるかどうか確認しましょう。

参加人数の目安

最低2名から遊べますが、36名程度を推奨しています。企業のワークショップにもおすすめであり、株式会社東芝やカンロ株式会社などで実際に取り入れられました。

4. SDGs de 地方創生

「SDGs de 地方創生」は、地方創生とSDGsを絡めたゲームです上記で紹介した「2030SDGs」とは違って国内を舞台に具体的なことが学べるようになっています。

ゲームの進め方

参加者は6から16までの各地域で活躍するプレイヤーとしてわかれて、それぞれの役割(行政担当として4つの役割・市民として12の役割)を演じることが最初の流れです。行政担当者となったプレイヤーには毎ターン予算が配布され、まちを良くすることをゴールとして提示されます。一方の市民となったプレイヤーは、使える予算が限られているという欠点があるものの、普段の活動を通じて得られる人脈があります。

そのうえで、各プレイヤーは「人口」「経済」「環境」「暮らし」という4つの指標でまちの状態を高めていきます。具体的なことをしないと状態が悪化し、まちが消滅してしまう可能性が高まってしまうでしょう。ただし、各アクションによる具体的な効果はプレイヤーに明かされていないため、話し合いをしながら取り組んでいく必要があります。

参加人数の目安

SDGs de 地方創生」の参加人数は、役割の数と同じ616名です。ただし、運営元のissue+designまたは公認ファシリテーターしか開催できません。どんな人でも開催できるというわけではなく、ファシリテーター研修の受講が必要となります。

5. SDGsアウトサイドインカードゲーム

企業に焦点を当てたゲームを探しているならば、「SDGsアウトサイドインカードゲーム」が挙げられます。このゲームの場合、ただ楽しむだけで終わらず、振り返りの時間まで含められていることが魅力的なポイントです。

ゲームの進め方

まずプレイヤーにはwillを記したカード(ゲームを通じて実現したいこと)が配布されます。次にチームとしてアセットカードとソリューションカード、プロモーションカードも配り、そのうえでゲームが始まります。

場に出されているさまざまな環境課題カードを読み解き、アセットカードとソリューションカードを組み合わせて解決策を提出します。もし事業を通じた解決ができる場合には、事業を立ち上げた証拠として新事業カードがゲットできます。次に新事業の効果的な広め方を考えて新事業カードとプロモーションカードを組み合わせて出します。結果として、その事業が生み出した価値や広まり具合によって対価が得られるという流れです。

参加人数の目安

SDGsアウトサイドインカードゲーム」は、36名をチームとして510チームまで遊べます。ただ、カードキットを購入すれば誰でも遊べるわけではありません。「SDGsアウトサイドインカードゲーム」の場合、ゲームを通じた学びの質を確保する目的から、一定のトレーニングを受けているファシリテーターによる進行を原則としています。

6. Sustainable World BOARDGAME

Sustainable World BOARDGAME」は。一般社団法人の未来技術推進協会に所属するエンジニアが開発しました。世界の課題解決事例を楽しく学びつつ、「SDGsの達成」と「自己成長」を目指すボードゲームです。

ゲームの進め方

まずこのゲームには、以下2つのゴールを目指してプレイします。

  • スコアボードの各目標を10にする
  • 各プレイヤーがランクアップする

ゴールを目指すためには、環境や社会、経済に関係したミッションカードを実施する必要があります。ただし、コストが必要だったりトレードオフの関係で他の目標スコアが下がったりなどの注意点もあります。そのうえ、年間予算やSDGsの達成期限にも注意しながら取り組まなくてはなりません。

参加人数の目安

Sustainable World BOARDGAME」の場合、少なくても4名からプレイできます。ただし、公認のファシリテーターがいないとワークショップが開催できません。

7. Get The Point

Get The Point」は、すなばコーポレーション株式会社によるSDGs学習ボードゲームです。原案はNPO法人のBoard Game Japanが考案しており、小学3年生から遊べる内容となっています。

ゲームの進め方

このゲームはポイント数を争うというルールですが、1順目と2順目でルールが変わります。1順目では、鉄・レアメタル・化石燃料・木材・動物・植物という6種類の資源カードを用いてアイテムを作成します。アイテムごとにポイントが設けられていますが、それぞれ点数が異なります。

2順目になると、資源回復ルールが適用されます。資源カードが、1周ごとに回復するものと回復しないものに分かれます。このルールにより、持続可能な社会がどのようなものなのか把握できるでしょう。

参加人数の目安

Get The Point」は、41グループとしてプレイします。ただし、「Get The Point」を用いたワークショップは認定ファシリテーターしか開催できません。開催したい方は、認定ファシリテーター養成講座を受講しましょう。

8. SDGsゲーム

SDGsゲーム」は、株式会社プレシーズが販売しているゲームです。CSRの基礎知識を習得し、持続可能な企業経営を考えるきっかけづくりとして活用できるものであり、企業のCSR担当者にもおすすめです。

ゲームの進め方

このゲームでは、各プレイヤーが経営者となってプレイしていく流れです。持続可能な企業経営が楽しく学べるように設定されており、企業ブランドの向上を目指したり不景気に備えたりしていきます。

SDGsゲーム」の場合は「セミナープラン」と「自社トレーナー育成・ オリジナルSDGsカードプラン」の2つが用意されています。仮に120分の「セミナープラン」なら、ルール説明やゲームを行う理由などを述べたうえで60分ほど「SDGsゲーム」をプレイし、最後に振り返りといったワークショップを行います。

参加人数の目安

SDGsゲーム」は、45名で1チームとして遊びます、チーム自体は10チームまで対応しているため、気になる方は、上記で紹介したプランのなかから選びましょう。

9. ゴー・ゴールズ!

「ゴー・ゴールズ!」は、ブリュッセルの国連地域広報センターが考案したゲームです。すごろくのルールで「2030」というマスを目指していきます。

ゲームの進め方

「ゴー・ゴールズ!」は、上記で紹介したようにすごろくのルールで進めます。最終的に「2030」というゴールに1番早く到着したプレイヤーの勝利です。ただし、マスによってさまざまな効果が設けられています。

  • SDGsの各目標が記載されたマス:引いたカードのクイズに正解すればもう1回サイコロが振れる
  • はしごマス:はしごの先にあるマスに移動する
  • 滝マス:滝の下にあるマスに移動する

参加人数の目安

参加人数の目安は46名です。すべて無料で利用でき、国連連合広報センターの公式サイトからダウンロードできます

10. 防災SDGsすごろく

「防災SDGsすごろく」は、シンプルながらも防災やSDGsのこともきちんと学べるすごろくです。株式会社明石スクールユニフォームカンパニーが販売しています。

ゲームの進め方

「防災SDGsすごろく」もすごろくのルールで進めていくゲームです。SDGsのマスに止まったら、そのマスの問題をプレイヤー全員がそれぞれ考えて解きます。問題は1回のみであり、別のプレイヤーが再度止まっても問題は出題されません。

参加人数の目安

「防災SDGsすごろく」は、最大6名までプレイできます。Amazonで販売されているため、気軽に購入できます。もし学校や団体などで一括購入したい場合は、販売元の株式会社明石スクールユニフォームカンパニーに問い合わせましょう。

11.SDGsビジネスゲーム 「ワールドリーダーズ」

「ワールドリーダーズ」は、企業のためにつくられた企業経営を体験できるSDGsビジネスゲームです。

戦略思考や情報共有、駆け引き、チームビルディングなど、さまざまなことを体験できます。

ゲームの進め方

各ターンごとにチームに労働力や資金、情報が支給されます。
ターン中は交渉や相談といったさまざなアクションをとり、自社の利益を拡大させていきます。

勝利条件は、最も大きな利益を生み出したチームが勝ちとなります。

参加人数の目安

10~100人となっており、大勢で楽しめるゲームとなっております。3~6名が1チームとなり、4チーム以上が必要です。

SDGsイベントの相談をするワールドリーダーズの資料をダウンロードする

 

まとめ

ワークショップは主体的に取り組んでもらえるうえで有効なものであり、SDGsに関するワークショップも多数あります。ゲームを取り入れて楽しく学べるようにもできるため、この機会にワークショップを取り入れてSDGsに関する理解を増やしてみるのはどうでしょうか。

SDGsコンパス編集部

この記事を書いた人

SDGsコンパス編集部

SDGsコンパスは、SDGsに踏み出したい企業や自治体様の「はじめの一歩」を後押しするメディアです。SDGsの目標やSDGsの導入方法などのお役立ち情報を発信していきます。

関連するコラム記事

新着コラム記事